エクスペディションバインディングのセットアップ方法
ツーリングブラケット2個
(20mm) M6マウンティング用ネジ6本
プラスドライバー
メジャー
メジャーを使って確実に計るか、もしくは視覚とフィーリングでベストなスタンスを見つけ出してください。ベストなスタンスを判断するには、様々な幅を試してみるのもいいでしょう。もし、自分のスタンスが全くわからない場合、自分の肩幅よりも若干広くスタンスをとり、そこから微調整してみるのもいいでしょう。
スタンス幅が決まったら、インサートにアダプタープレートを合わせてください。アダプター同士のつなぎ目のギャップを無くすため、プラスチック製のアダプタープレートをインサートホールの内側に設置してください。プラスドライバーを使い、(10mm)のM6ネジを4本でアダプタープレートを締め付けてください。
リファレンスマスクを外し、アダプタープレートの上に自分の好みのアングルでスプリットディスクを先ず置いてください。スプリットディスクに刻まれている1目盛りは6度を表しており、歯は3度ごとに刻まれています。
スプリットディスクにワッシャーをはめ、プラスドライバーで(20mm)のM6ネジを4本使いディスクを固定します。
補足
ディスクを少し緩めに締めておき、バインディングをディスクにはめ、ピンホールが合わさる90度の角度までバインディングを回転させます。バインディングとディスクをピンで固定し、そこでディスクを固定するネジを最後までしっかり締めます。これにより、ディスク、ベースプレート、そしてピンの間隔が正確に調整出来ます。
ボードにあるツーリングインサートにブラケットを設置します。プラスドライバーで(10mm)のM6ネジを3本締め、ブラケットを固定します。
バインディングのトゥ側の穴をツーリングブラケットに合わせます。バインディングとツーリングブラケットにピンを通します。ベースプレート側のプラスチック製のタブにピンをロックします。
より快適にツーリングする為、ハイバックをツーリングモードにしてください。ツーリングモード時、ハイバックのフォワードリーン角は外側に角度がつきます。
急な登りの場合、ヒールライザーを下げ、しっかりとロックしてください。
備考:
ストックのグリップ側を使い、ヒールライザーを下げるのも1つの方法です。
ベースプレートを上から見た図。
固い雪面などでグリップが必要な場合、クランポンをベースプレートに装着し、90度回転させ、確実にロックしてください。
ハイバックのフォワードリーンアジャスターをツーリングモードから180度回転させます。ライディングモード時にはハイバックが内側に角度がつきます。
ディスクにバインディグを押し込みます。
ピンホールとバインディングの穴が重なるように、バインディグを90度回転させます。ピンをバインディグとベースプレートに差し込み、ピンをプラスチック製のタブにロックします。
備考:
バインディングを取り付ける際、ラチェットが外側に向いている事を確認してください。また、バインディングを逆に装着しないように気をつけてください。
ストラップを締めて、最高の一本を滑りましょう!
注意:
山に入る前、必ず自分のギアは確認してください。ビーコン、プローブ、ショベルは必ず携帯する事。天気予報と雪崩コンディションは出発前に必ず確認すること。安全で、楽しいライディングを!